Excel

ChatGPTでXLOOKUP関数を作る方法|Excel初心者向けに実際に検証

商品コードから商品名を探すXLOOKUP関数をChatGPTで作成。無料のExcel for the webでP003は「ファイル」、P999は「該当なし」となることを検証し、入力手順とプロンプトを紹介します。

SHIGOTOFF 運営者 · 更新 2026年09月30日

この記事は実際にChatGPTとExcel for the webで検証しています

最終検証日:2026年09月30日

商品コードを入力したら、一覧表から商品名を自動で表示したい。そんなときは、ChatGPTに表の位置と条件を伝えると、Excelに貼り付ける数式を作ってもらえます。

今回は、4商品の一覧から商品名を探すXLOOKUP関数を依頼しました。無料のExcel for the webで、登録済みのコードと存在しないコードの2通りを確認しています。

1. 今回使った数式と検証結果

G2セルに入れた数式は、次のとおりです。

=XLOOKUP(F2,A2:A5,B2:B5,"該当なし")

F2の商品コードをA2:A5から探し、対応するB列の商品名を表示します。見つからない場合は「該当なし」と表示する指定です。

F2に入力した商品コード G2に表示された結果 確認内容
P003 ファイル 一覧にある商品が正しく見つかる
P999 該当なし 一覧にない商品を区別できる

最終検証日は2026年9月30日です。ChatGPTの利用プラン・モデルは今回の記録に含まれないため、無料版ChatGPTでの検証とは表記していません。

2. Excelに練習用の商品一覧を用意する

使用するのはChatGPTとExcel for the webです。この練習では、ExcelファイルをChatGPTにアップロードせず、セルの位置と処理の内容を文章で伝えます。有料版Excelや追加のアドインは使用していません。

Excel for the webでシートを開き、A1セルを選んで次のタブ区切りデータを貼り付けます。すべて練習用の架空の商品情報です。

商品コード	商品名
P001	ノート
P002	ボールペン
P003	ファイル
P004	電卓

続けて、F1に「検索する商品コード」、G1に「商品名」と入力してください。C〜E列は空欄で構いません。

場所 入れるもの・役割
A2:A5 P001〜P004の商品コード
B2:B5 各コードに対応する商品名
F2 探したい商品コード
G2 ChatGPTに作ってもらった数式

今回はG2の1セルだけを使います。表の場所を変える場合は、依頼文のセル位置も変更してください。

3. ChatGPTに表の位置と条件を伝える

検証では、F2のコードをA2:A5から探し、B2:B5の商品名をG2へ表示すること、見つからなければ「該当なし」とすることをChatGPTに依頼しました。

同じ条件を再現するための、コピー用の依頼文です。

Excel for the webでXLOOKUP関数を使いたいです。
A列に商品コード、B列に商品名があります。
F2セルの商品コードをA2:A5から探して、対応する商品名をG2セルに表示したいです。
商品コードが見つからない場合は「該当なし」と表示してください。
G2に入れる関数を教えてください。

「XLOOKUPを教えて」だけでなく、検索する値・検索する範囲・返してほしい範囲・見つからない場合の表示を伝えるのがポイントです。会社の商品台帳を丸ごと送る必要はありません。

実際にChatGPTから返った回答

=XLOOKUP(F2,A2:A5,B2:B5,"該当なし")

実際に返った数式は上記のとおりでした。回答の説明文は会話によって変わるため、以下では数式の意味を整理します。

数式の部分 今回の役割
F2 探したい商品コードが入っているセル
A2:A5 商品コードを検索する範囲
B2:B5 見つかった行から返す商品名の範囲
"該当なし" コードが見つからないときの表示

XLOOKUPは、一致モードを省略すると完全一致で検索します。今回の式に「近いコードを代わりに選ぶ」指定はありません。構文と一致モードは、Microsoft公式のXLOOKUP関数の説明でも確認できます。

4. Excelへ貼り付けて2通りを確認する

一覧にある「P003」で確認

  1. F2セルに半角で P003 と入力します。
  2. G2セルを選択し、ChatGPTの回答から数式だけを貼り付けます。
  3. Enterを押して、G2の表示を確認します。

検証では、G2に「ファイル」と表示されました。商品一覧のP003に対応する名前と一致しています。

一覧にない「P999」で確認

G2の数式はそのままにして、F2を P999 に書き換えます。

検証では、G2に「該当なし」と表示されました。これは関数の失敗ではなく、商品が見つからないときに表示するよう指定した結果です。

見つかる場合だけでなく、見つからない場合も試すことで、一覧にないコードを誤って商品名に置き換えていないか確認できます。

5. うまく表示されないときの確認方法

今回の2ケースはいずれも想定どおりに動作し、失敗例は記録されていません。以下はトラブルが起きた場合の確認ポイントで、今回の実機検証には含めていません。

一覧にあるのに「該当なし」になる

F2とA列の商品コードを見比べ、余分なスペース、数字の打ち間違い、全角・半角の違いがないか確認します。また、目的の商品が検索範囲のA2:A5に含まれているか確認してください。6行目以降に商品を追加した場合は、検索範囲と商品名の範囲を対応させて広げる必要があります。

別の商品名が表示される

A列とB列で同じ行の商品が対応しているか確認します。今回の表なら検索範囲は A2:A5、商品名の範囲は B2:B5 です。片方だけ開始行をずらさないようにしましょう。

数式が文字のまま表示される

先頭が半角の = になっているか、説明文やコード枠の記号まで貼り付けていないか確認します。セルが文字列形式の場合は標準形式に変更してから数式を入れ直してください。数式表示の設定も確認します。

解決しない場合は、セル位置・入力値・実際の表示・期待する結果をChatGPTに伝え、修正後の式をもう一度小さな表で確かめます。

6. 今回の検証範囲

項目 記録
検証日 2026年9月30日
表計算環境 無料のExcel for the web
商品一覧 P001 ノート/P002 ボールペン/P003 ファイル/P004 電卓
ChatGPTの回答 =XLOOKUP(F2,A2:A5,B2:B5,"該当なし")
P003の検索 「ファイル」と表示された
P999の検索 「該当なし」と表示された
今回確認していないもの 空欄、重複コード、複数行へのコピー、大量データ、他のExcel環境

この結果は上記の表と条件で確認したものです。自分の業務に使うときも、列や商品コードの形式に合わせて数式を見直してください。

7. IF関数と使い分ける

今回のXLOOKUPは「商品コードから対応する商品名を探す」ために使いました。一方、IF関数は「売上が目標以上なら達成と表示する」といった条件判定に使えます。

数式をChatGPTに頼む基本の流れや、同額のときの判定を確認する方法は、第1記事:ChatGPTでExcel関数を作る方法で紹介しています。

ほかのガイドはExcelカテゴリーから確認できます。

公式情報

公式情報確認日:2026年9月30日。実機検証の記録と公式仕様の説明を区別して掲載しています。